海外では、AnimocaBrandsというオーストラリアの会社がブロックチェーンゲームへの投資・開発を進めています。F1のコレクティブル系のゲーム「F1 Delta Time」では、かなり高額のアセットがプレセールで購入されて話題になりました。
この記事で紹介する「THE SANDBOX」も、同じくAnimocaBrandsが力を入れているブロックチェーンゲーム。ブロックを積んで3Dのキャラクターやモノをつくり、それを動かして遊ぶことができます。マイクラが好きな方は、是非チェックしてみてください。
THE SANDBOXは、プレーヤーがボックスを積み上げて作った3Dキャラクターやモノを使って遊べるゲームです。自分で作ったキャラクターや、他の人が作ったキャラクターを購入してプレイすることができます。マインクラフトをプレイしたことがある方はイメージしやすいはず。
THE SANDBOXでは、単純に積み木をするだけではなく、どのように動くかまで設定できるため、キャラクターを生き生きと動かすことができます。
実際に動いているところはこちらの動画で確認することができます。
出典 : youtube
The Sandbox 3D - Decentralized Gaming Platform Teaser
THE SANDBOXでは、LANDと呼ばれる土地が区画ごとに販売されます。LANDを所有していると、ゲームの楽しみ方の幅が広がります。11月30日からのプレセールで販売されます。
LANDを持っているとできることは次の通り。
・イベントやコンテストのホスト
・投票
・ゲームのプレイ
・収益化
・アセットの獲得やカスタマイズ
非常に自由度の高いゲームなので、土地を保有していれば、その土地でお店を開いたり、イベントを開催するなどして収益化することもできる可能性があります。
土地もブロックチェーンアセットです。不動産のように貸し出してレンタル料を稼ぐこともできる気がするかもしれません。しかし、区画が166,464もあるので、よほどの一等地でなければレンタルの需要はなさそうです。何もせずにお金を稼げるチャンスというわけではないのでご注意を。
LANDには区画数に応じて3つのタイプがあります。
①LAND:区画の最小単位。96x96メートルのサイズです。
②ESTATE:3x3グリッド、最大9LANDで組み立てられるものです。ある程度ゲームやイベントをやるならこのサイズまで使ってもいいかもしれません。
③DISTRICT:イメージ的には街の一区画。21x21グリッドで最大441LAND使うことができます。
LANDを買わないとプレイできないというわけではなく、他人のLAND上で遊ぶことはもちろん可能です。自分なりのイベントやゲームをTHE SANDBOXの世界の中でやりたい方は、プレセールに参加することを検討してもいいと思います。
THE SANDBOXでは、「VOXEDIT」というエディットソフトが既にリリースされています。クリエーター登録をすれば、ゲームのマーケット上にアップロードすることができます。エディットが苦手な方は、ゲーム内通貨の「SAND」を使って、クリエーターの作ったアセットを買ってプレイすることができます。
SANDは仮想通貨なので、ETHなどと交換することができるようになれば、クリエーターとしてボクセルアートを制作し、それを売却して収益化することもできる仕組みとなっています。
▼エディターソフトのダウンロードはコチラ
https://www.sandbox.game/jp/create/
▼クリエーターとして登録するための詳細情報はコチラ
https://fund.sandbox.game/jp
上限は1000名となっています。11月10日時点で、申し込みフォームへのアクセスはできました。上限に達しているかどうかは未確認です。
VOXEDITの使い方の動画も公式が用意してくれています。英語ですが、動画を見ていただければどういったソフトで何ができるかがすぐに分かるのでオススメです。
出典 : youtube
Introducing VoxEdit: A Voxel Editor with Bone Rigging Animation!
THE SANDBOXは、自分の持っているアセットでボクセルアートの世界を舞台に遊ぶことのできるゲームです。
ゲーム上のLANDのセールが11月30日から始まります。THE SANDBOXの世界で自分の土地を持ちたい方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。
最近になって日本向けのツイッターアカウントもつくられました。情報を今後も追っていきたい方はフォローおすすめです。
https://twitter.com/TheSandboxJP