Crypto Alchemist(クリケミ)のPCブラウザ版をプレイさせていただきました。
1対1のリアルタイムでのターン制アクションカードバトルゲームとなっています。
縦3マスx横6マスの陣地内に縦3x横3マスの自エリアと敵エリアがあり、自エリアを移動しながら攻撃を行い相手のキャラクターのHPを減らします。相手のHPを0にするか最終ターン終了時にHPが多い方が勝利となります。
木村:初期は何枚くらいのカードを用意されるんでしょうか?
窪田氏:カードの数は55枚を想定しています。
そんなに毎月増やしたりする感じでもないです。最初に3つの属性のキャラを出そうとしていて。
これが赤のキャラクターで、これが青、これが緑のキャラクターなんですけど、属性ごとに違っています。完全リアルタイムのバトルです。
木村:属性があるのですね、違いを教えていただけますか?
窪田氏:赤は相手のところに罠を仕掛けていって、相手がそこを踏んだら発動したり、罠に対して打ったりとか自分が攻撃を与えたりすると、十字型にその罠が発動して攻撃を与えたり、やけどの特性があって、一定値ダメージを与え続ける特徴があります。
青はそれに対して、基本的に広範囲攻撃が得意です。波の攻撃で縦にずらしていくので当たりやすいです。それとカウンターやリフレクションみたいな相手の攻撃跳ね返すことや、岩とかオブジェクトを置いて相手の攻撃を防ぐ等、地味に削っていくタイプです。
割と青が使いやすいです。
緑は相手のオブジェクトを壊すとか相手を麻痺させる等、1撃は弱いんですけど、自分にバフをめちゃくちゃかけて、そのあとに連続攻撃とかできるんですよ、なので一気に削ったりとかできます。緑は上級者向けに作ってます。
試合時間はだいたい1試合2分から3分程度です。
木村:以外と短いですね。
窪田氏:短いですね。リアルタイムでやってるので短いですね。従来のTCGよりは全然短いです。
木村:HPが削りきれなかった場合はどうなりますか?
窪田氏:カードがなくなったりするので、ターンで引き分けだったりとか勝敗条件がついたりします。
木村:どんな方が開発されているのですか?
窪田氏:今開発しているのが元々デザイナーなんですが、個人で数100本くらいゲームを作ってるんですよ。東京ゲームショウや、台北や中国のゲームショウに出展したりとか、最近だとApple Storeのピックアップに出てたりします。ネットワークの対戦機能とかも全部実装しています。
木村:クローズドベータに向けては、さすがに一人でっていうと難しいですよね。
窪田氏:そうですね。リリースが遅くなってしまうので、サーバーでインフラやってた専門の人間が入っていて、ブロックチェーン部分はブロックチェーンエンジニアの加入が決定しています。
木村:それにしてもめちゃくちゃ開発のスピードが早いですね。
窪田氏:自分たちでも驚いてますね、なんかできてるって(笑)
木村:今後の予定は如何でしょうか?
窪田氏:今は、簡易なスケジュールなんですけど、10月か11月ぐらいに、クローズドβテストをやりたいなっていうところで考えてます。
オフチェーンですが限られたユーザーの方に遊んでいただいて、システム根本レベルで改善できそうなところがあったらどんどん取り込んでいく感じです。
木村:クローズドβの募集人数はどのくらいでしょうか?
窪田氏:クローズドβに関しては、1000人ほどを想定しています。負荷テストもしたいので、時間を限らせていただいて集中的に実施しようと考えています。
元々10万人規模のソーシャルゲームを運用していたので、1対1のゲームはそれよりは楽だなって思っています。
木村:クローズドβテストが楽しみですね。どういった募集のされ方をされるんですか。
窪田氏:事前登録サイト上でツイッター認証していただいて、そこで通知を送るので、抽選を考えています。
一応特典みたいなのはつけようと思っていますが、クリスペではCBTとかOBTで特典つけると、枠が限られているのに特典が欲しい人たちが沢山アカウントを作成していたので、例えば10戦以上バトルしていただいたら特典をつける等の条件をつけると思います。
10月か11月ぐらいにCBT開始、その後オープンβテストをやって最終調整やってっていう感じですね。
ゲームがちゃんとできるような状態でカードを買っていただきたいので、プレセール等の予定はありません。
それと、今のブロックチェーンゲームってかなりリテラシーが必要だと思うので、リリース当初は今までのソーシャルゲームをやってたユーザーもそのまま遊んでもらえるように、ウォレット無しでのプレイとゲーム内通貨をFIATで買えるように設計しています。
木村:今後の展望などをお聞かせいただけますか?
窪田氏:ゲーマーがDAppsとか関係なく面白いと思えるゲーム性を出すこと。
”初心者にもわかりやすいUI/UX”の実現。
”価値の形成”の担保。その3つを実現したいなと思っています。
どこよりも早く、世界的なコンテンツを形成して、世界有数のブロックチェーンスタートアップとなることですが、まずは先にプロダクトを完成させてトランザクション世界一を取りたいですね。
木村:クリケミ楽しみです。本日はどうもありがとうございました。