ETHベースのdAppsゲームがどんどん増えてきていますが、NEOやEOSなどのETH以外のプラットフォームでもdAppsが開発され始めています。
まだまだ数も少なく、クオリティもETHに劣ることが多いんですが、EOSでちょっとオススメできそうなゲームがリリースされました。
それが今回紹介するEOS Kightです。
この記事では、EOS Kightの紹介と、EOS dAppsをプレイするための準備について解説します。
EOS Kightはヒーローのレベルアップや装備を充実させながら、敵を自動でガンガン倒していく放置系のRPGです。
ダンジョンの階層が進んでいくにつれて、敵も強くなり自分の残りライフも減ってくるのでなかなか攻略が難しいです。
死んだらダンジョンの最初からプレイになるので、ひたすらレベルアップと装備の強化をしながら深く潜っていきます。
モンスターを倒してダンジョンから戻った時に報酬がもらえます。
報酬の中には素材があり、これを組み合わせることで武具をクラフティングすることができます。
武具には装備可能なレベルが設定されているため、強い装備を購入して無双するようなことはできなくなっています。
コツコツ進めていくしかないわけですね!
ゲットした素材や装備は、マーケットで売買することが可能です。
EOSベースのdAppsゲームですから、売買に使用するのもEOSです。
レアな素材や装備をうまく高く売ることができれば、ゲームをプレイして仮想通貨を稼ぐことができてしまいます。
EOSは多くの取引所に上場していますから、EOSをビットコインに変え、ビットコインを円に換金することもできますね。
EOS Kightはその名の通り、EOSベースのゲームですから、EOSに準じた特徴があります。
ETHと違う特徴は大きく2つ。
1つ目は、トランザクション手数料が無料であること。
ETHはトランザクションが発生するたびに、gas代を支払う必要があります。トランザクションが混雑してくるとgas代も高騰し、とてもゲームができる状態じゃなくなることもあります。
EOSでは手数料が無料なので、gas代高騰のような悩みはありません。
2つ目は、トランザクション処理が早いこと。
ETHと比べてEOSの処理速度は速く、トランザクションが処理されるまでの待ち時間はほとんどありません。かなり快適なゲーム体験をすることが可能となっています。
これらの特徴は、EOSとETHの承認方法の違いによります。セキュリティの問題もあるため、単純に早ければいいってもんでもありませんので、ご注意ください。
実際に、EOSはセキュリティ面がまだ弱く、最近でも何度かハッキング騒動が起きています。
EOS Kightをプレイするためには、EOSのメインネットアカウントを作っておく必要があります。ETHと違って有料(数ドル)なうえ、アカウント作成の手間も割とかかりますのでご注意ください。
ゲームプレイの準備の流れは、大まかにまとめると次のようになります。
1. EOSのメインネットアカウントをつくる
2. 支払いをしてアクティベートする
3. Scatter(EOSのMETAMASKのようなアプリ)をインストール
4. ScatterにEOSを送金する
具体的なやり方は、こちらの記事をご参照ください。
ヒーローは「戦士」「アーチャー」「魔法使い」の3人が販売されています。基本的には全員購入してパーティーを揃えることになります。
EOSの入ったウォレットでアクセスして購入しましょう。
バトルはフルオートで進んでいきます。一度冒険へ出してしまえば、あとはやることはありません。
装備のクラフティングや売買をしている間も戦闘は続くため、とりあえず冒険へ出発させておくといいでしょう。
バトルにはアニメーションが付いていますが、フルオートなので味気なさはあります。
マーケットでは、装備が販売されています。
レベル制限があるので、間違って装備の出来ないアイテムに注意しながら購入しましょう。
装備の価格は、0.01EOS〜あるのでETHのゲームと比べてもリーズナブルです。とりあえず、LV1で装備できるアイテムを買っておくと序盤のレベル上げが楽になるのでオススメです。
EOS Kightにはペットのガチャシステムも実装されています。
装備と同じようにステータスアップの効果があります。
ログインボーナスでもらえるアイテムを使ってガチャを回すことができますので、ペットも忘れずにゲットして装備しておきましょう。
EOSベースのdAppsゲーム「EOS Kight」についてまとめました。
手数料無料・トランザクションが高速というメリットはありますが、実際に使ってみると以外と使い勝手の悪さも見えてきます。
手数料は確かに無料ですが、ゲームをプレイするためにはEOSをステークしておく必要があったり、アカウントの作成が有料だったりと、実質的に課金が必須になってくるポイントは多々あります。
また、セキュリティがまだ弱く、ハッキング被害も発生していますから、ゲームで遊ぶ以上のEOSはウォレットに入れないようにしましょう。