さまざまなPolkadot系のプロジェクトとタイアップしたNFTで話題のPolkaPetsについて紹介します。
ポルカペットは、NFTのデジタルトレーディングカードゲームです。
公式セールでは、0.15ETH相当のペット800体が数分で完売するほどの盛り上がりを見せています。
ポルカペットゲームは今のところリリースされていません。(将来的にはPolkaPets TCGで対戦型カードゲームとして使えるようになると発表されています。)
そのため、現時点ではペットのNFT自体はコレクションアイテムですが、プロジェクトとコミュニティを結びつけるためのユーティリティーを持っている場合もあります。
最近では、日本初のプロジェクト「Plasm Network」のポルカペットが登場し、ペットのホルダーにコミュニティ招待などの特典が付与されていました。
ちなみに、ペットの見た目や能力は、そのペットと結びついているPolkadotプロジェクトの特定のビジョンにリンクするようになっています。
この記事では、注目を浴びているペットとそのプロジェクトについて簡単に紹介していきます。
PolkaPetsは、OpenSeaでのニ次流通から購入するか、公式のセールに参加することで手に入れることができます。
▼OpenSea
https://opensea.io/collection/polkapets
公式のセールは、おそらくほとんどの人にとって馴染みのないマーケットプレイスである「BondlyMarket」で行われます。
▼BondlyMarket
https://market.bswap.app/market
通常のNFTマーケットと同じように、METAMASKなどのウォレットでアクセスをして購入します。注意点としては、事前にWETHをApproveして置く必要があること。これを忘れていると、セール開始直後の購入に間に合わず、買うことができないと思います。
またBondlyMarketでは、BONDLYというトークンを使っての購入も可能です。こちらの方が、若干競争率が低いので、Uniswapなどで事前に用意しておくと買いやすくなるでしょう。
Plasm Networkは日本発のパブリックブロックチェーンのプロジェクトです。
PlasmはPolkadotsのパラチェーンとして実装されており、複数のチェーンとの相互接続・相互運用ができるようになることを目指しています。
ポルカペットNFTのホルダーには次のような特典を得られる可能性があります。
・新しく開発されたdAppにベータユーザーとして参加可能。
・招待のみのdAppから招待を受け取ります。
・Plasmで構築しているプロジェクトからエアドロップ。
こうしたユーティリティも相まって、OpenSeaでも高値で取引されている、人気のペットです。
https://www.plasmnet.io/
MANTRADAOは、ステーキング、IDO、ガバナンスに焦点を当てたコミュニティ主導のDeFi系プラットフォームです。
ここでは、ポルカペットを保有していることで、IDOの抽選に参加できるようになるケースがあります。
案件によっては、多額の特定トークンを保有したりステーキングしていないと参加できない場合がありますので、参加権をもらえるNFTとして価格が上がっているようです。
https://app.mantradao.com/
MoonbeamもPlasmのようなスマートコントラクトのプラットフォーム系のプロジェクトです。
Polkadotネットワークのパラチェーンとして、Oracle、DEXなどのサービスを提供する他のチェーンとの統合、ビットコインやイーサリアムなどのチェーンからのトークン転送など、多くの相互運用性の実現を目指しています。
現時点では、NFTのユーティリティは発表されていませんが、プロジェクトへの期待からか、高値で取引されています。
https://moonbeam.network/
ポルカペットについてまとめました。Polkadot系の様々なプロジェクトとコラボしており、ポルカペットの情報を追っかけているだけでも詳しくなれます。
NFTを通じてプロジェクトとコミュニティがリンクしていくことは、お互いを広く知っていくうえでかなり役に立つと思います。
今後は、対戦型ゲームなどの新しいユーティリティも出てくる可能性があるので、OpenSeaでお気に入りのペットやプロジェクトを探してみてはいかがでしょうか。