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TCG × ブロックチェーンの可能性を考える第五回 炎上を振り返る

第五回では、プレセールでの炎上を振り返ります。
また、そこからこれからどういう機能を実装すればCryptoSpellsがうまくいくのかについての熱い議論が繰り広げられました。
今後、ここで語られた機能のどれかが表に出てくることがあるかもしれません。


▼対談参加者(写真左から)
宍戸英治氏(FORCE OF WILL株式会社代表取締役:世界4位の売上実績を誇るTCG 「FORCE OF WILL」の生みの親)
小澤孝太氏(CryptoGames株式会社代表取締役:「CryptoSpells」プロデューサー)
若山 史郎氏(株式会社チアード代表取締役:日本最大級のTCG専門店「晴れる屋」元代表)
Koroneko氏(高校生で日本人初の「Hearthstone」プロゲーマー)

「カードゲームのすべてを超える」

宍戸氏 : そろそろ面白い話いきましょうよ。炎上について。


小澤氏 : かなり挑発的な言い方でしたよね。


若山氏 : カードゲーマーは自分がやっているカードゲームが一番至高だってみんな思ってると思っていて。「カードゲームの全てを超える」って言うと、全カードゲーマーが過敏に反応しやすい言葉だったのかなって思います。

ただ、新しいカードゲームが出るなら。新しい世界が出来るんであれば、そこで実力を発揮して活躍したいと思ってる人が多いことも同時に事実だと思います。

なので、カードゲームとしての完成形もしくは進化形。というアプローチもありだとは思うんですが、CryptoSpellsは、カードゲームをアップデートした形ではなくて、別のものだった。TCG3.0っていう正統進化ではなくて、バージョン違いを結果論としては目指されていたはずだと思います。

それを3.0って言うと、じゃあグラフィックは当然シャドーバース、ハースストーンより上だし、もっとぬるぬる動くし、ロスコネもしないし、ナーフとか当然出ないんです。と言っていたようにみんな聞こえたんじゃないかと思っていて。

僕もめちゃくちゃ面白いこと言うじゃんこの人って思ってリリースが出た3日後ぐらいに、「僕カードゲームのお仕事してるんですけど、とりあえず会ってみたいです」ってメールを送ったのが、出会ったきっかけなんです。


宍戸氏 : 私は逆で、みんなに滅多打ちにされて死んじゃってたから、「私もめっちゃ叩かれたんですよ、大丈夫ですか、生きてますか、何か手伝いますよ」って送ったんですよ。
そりゃ燃えるでしょ。ここも燃える、ここも燃える、燃料ばっかりじゃんみたいな。


若山氏 : あれは燃料たくさんありましたもんね。その中でも「3.0」がやっぱり僕は一番燃料だったと思いますね。


小澤氏 : 言われてからですが、僕も確かにと思いました。


宍戸氏 : あとチャレンジャー叩きますからね。日本は。


koroneko氏 : 僕はそのことをスカイプのチャットでご報告いただいて。
新しい事するのはやっぱみんな否定派の方が多いから、炎上するんですよ。
でも炎上するということは新しいことができてるってことだよね、とお伝えしました。


小澤氏 : すごい救われました。「なんか炎上して迷惑なんだけど」ぐらいの立場のはずなのに。


宍戸氏 : でも判断早くてすごかったと思いますよ。売り出して数日で「すいませんでした、やり直します」というのはすごく良かったですね。


小澤氏 : 次の日すぐに関係各社へうかがって、相談しながら決定したという感じですね。
ブロックチェーンゲーム においての本質である「エコシステム」を考えられていなかったので、あのまま行っていたら間違いなく失敗していました。

ゼロからやり直せてよかったなと思っていますね。

どうすればクリプトスペルズがうまくいくか

TCG × ブロックチェーンの可能性を考える第五回 炎上を振り返る

若山氏 : それこそちょうど炎上しているときに、カードゲーム業界で仲良い人飲みながら、どうしたらこのゲームは成立するんだろうというのをめちゃくちゃ真剣に議論していて、提案をめちゃくちゃ長文で送りつけていました。


小澤氏 : その中で面白いなと思ったのは、シーズンを区切ってそのシーズンが終わったら一回持ってるカードは全部リセットして、買い直してまた次のシーズンの大会まで備えるみたいな仕組みでした。


若山氏 :  持っているカードすらリセットされて、なんならジェム的なものに戻り、もちろん前のシーズンで活躍した人は手持ちのコイン的なものが増えて、投資がしやすくなるというリワードはあるけど、ゲームとしてはもう本当にまっさらから始める。
かつ、カードゲームは10枚カードが追加されただけで環境変わるじゃないですか。

一からゲームを始めたときの何が正解か分からない状態を何回も繰り返せるんだったらこれは楽しい。リミテッドやってる感覚に近いというか。

どっちかっていうとCryptoSpellsは、カードゲームじゃなくて、ボードゲームじゃないですかという話をお伝えしたこともありました。


小澤氏 : そうですね。インゲームのバトルだけではなくて、それ以外の戦略性があるので、そのタイム軸も含めて、結構ボードゲームっぽいなとは思っていますね。
誰と同盟組むかとか今ここでこのカードをそろえておくべきかとか、そういう対戦以外の戦略性も出てくるかなと思っています。


若山氏 : 結局ブロックチェーン技術を使いましたということが、インゲームにそもそも構造的に影響を及ぼしづらいじゃないですか。
なのでブロックチェーンだよということを活用するためには、ゲームの外の部分を強化したほうが波及する効果は高いと思います。


小澤氏 : ブロックチェーンをつかうことで、どう新しいゲームサイクルやユーザー体験が生まれるかというところをおそらく各社模索してる最中という感じですね、世界的に。


koroneko氏 : 僕はそのシーズンで区切るのは賛成です。
カードゲーマーは大体ツイッターとかやっていて、新しいデッキで勝てたり、例えば10勝0敗だったとかしたら、ツイッターで載せて、認証欲求を満たすんですよ。
すごいって言われて嬉しい満足感や、他の人が自分の考えた新しいデッキを使っていたら、その自分が親となった気になったり、自分がその環境を作ったという支配感。
それで言うところのシーズンを区切って、すべて全員がスタートラインゼロにした時に、そこを満足させやすいんじゃないかなという風に感じました。

そういうのが増えれば増えるほど実績とかデッキ名とかにユーザーの名前が入ってくるんですね。
ハースストーンですと、元チームメイトのcrossが、シークレットパラディンという海外の大会でも使われているムチャクチャ強いデッキを作ったんですよ。
それで「crossが作ったシークレットパラディンだ」と全世界に広まり、フォロワーも増えて、知名度が伸びて、プロチームに入って、シャドウバースのプロをやってるっていう方がいます。
自分が輝ける場所を何度も何度もチャンスを与えると、同じようにアイドルを作りやすくなるんですよ。
なので、そういう面ではゲームの知名度も上がるし、ユーザーの満足度も上がるし、全員の初心者でも楽しみやすい。


小澤氏 : デッキを編成するというところの話で、CryptoSpellsでは、デッキビルダーを職業にしたいと思っています。
今って、誰かが新しいデッキを作ってSNSで公開しても、すぐ大手の攻略サイトにパクられてしまって、その人に報酬が回らない仕組みになっています。ブロックチェーンによってデジタルデータにも「オリジナル」という概念が生まれたので、新しいデッキや攻略情報などを作った人にきちんと評価される仕組みをつくりたいと思っています。

デッキビルダーはまだ導入も含めて分からないですが、やりたいことは、
ブロックチェーンによって、今まで評価をされなかった人がきちんと評価されたり
ユーザーがステークホルダーとなることで、ゲーム自体をコミュニティで共創していくような、
そんな「永続する新しいコミュニティ」ができたらいいなと思っています。

CryptoSpells

Crypto Spells (クリプトスペルズ)

取引量/24時間
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クリプトスペルズはCryptoGames株式会社が開発・運営を行うブロックチェーンカードゲームです。
ブロックチェーンゲームでありながら、リアルタイムでゲームをプレイする事が出来ます。

第一回から

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ブロックチェーンゲームインフォ 浜田

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