HashRushが東京ゲームショウに出展決定。東京ゲームショウ参加者の7割が課金者であることは、DAppsのすそ野拡大につながるか。

超美麗グラフィックと、独自ネットワークの利用で話題の戦略マイニングゲーム、HashRushが様々なゲームイベントに出展されるとの事がMedium上にて発表されました。

出展するイベントは、
・GamesCom
・Blockchain Gamer Connects
・EGX
・Blockchain Game Summit
そして、
・Tokyo Game Show
です。

HashRushは、自分のコロニー（領地）を守りながらクリプトクリスタルズを採掘していくリアルタイムストラテジーゲームです。
コロニーや施設をアップグレードしていく事で、採掘や防衛がより多く出来るようになっていきます。

HashRushの最大の特徴は二つあります。
・素晴らしいグラフィック
・Gas代不要の独自ネットワークであるRushNetworkを使用

かわいらしいキャラクターが縦横無尽に歩き回る様子が公開されています。
これまでのDAppsとは一線を画す、もはやブロックチェーンを使用していなくても人気になれそうな高いゲーム性と中毒性がありそうな映像です。

DAppsと言えばGasが行動ごとにかかる。
Free to playが当然の昨今では、DAppsが流行するうえで、一番ネックと言われている部分ですが、RushNetworkでは「Gasを払う必要が無い」と明言されています。

これが完全にGas代無料なのかは現時点では不明ですが、これまでのDAppsを一気に変える可能性を持つ仕組みの一つでは無いかと期待が集まります。

TokyoGameShowは、日本のゲームイベント最大のイベントです。
世界的には、三大ゲームショウとして、E3、Gamescomと並んで称されることもあります。

1996年から毎年十万人以上の来場者を集め、昨年は25万人、609社の出展数がありました。
今年2018年は、e-sportsに力を入れる事が早くから発表されています。

コスプレイヤーが多数参加されることでも有名で、ライトなゲーマーからヘビーなゲーマーまでが多数訪れるイベントです。

多くのゲームメーカーが、新しいゲームタイトルの宣伝や、既存タイトルの発表の為に、ブースを構えます。

先日、同様に大きなゲームイベントのE3にて、Dappsでは、Wars Of Cryptoが出展しています。

Twitterのフォロワー数やdiscordのメンバー数を見る限りだと、大きなゲームショウへの出展は必ずしも大きな進展にはつながらないかもしれません。

しかし、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会の調べによりますと、
基本プレイ無料＋アイテム課金制ゲームでのアイテム課金を行った事があるユーザーの割合は、
携帯ゲームで一般生活者が3割、PCゲームで4割ににとどまるのに対し、
東京ゲームショウ2017年参加者は、携帯ゲームで7割超、PCゲームで7割弱となっており、
基本的にお金がかかるDAppsへ対して抵抗が低い事が予想されるユーザーが多く参加している事が読み取れます。

課金プレイをするユーザー≠DAPPSプレイヤーではありますが、課金をする事に抵抗が低いユーザーへアプローチを出来る場所、
特に、多くのゲームで日本人の割合が非常に高いと発表されている日本でブースを構える事は、
DAppsがユーザーを獲得するうえで、非常に力強い後押しとなる事は間違いないのではないでしょうか。

HashRush自体も、RushNetworkの詳細次第では、FreeToPlayにて楽しめる可能性もあり、そうすると、通常のゲームでEthも稼げる、と言う強いアピールとして、大いに注目を集める可能性もあり、
ここで一気にDAppsの市場が大きくなることも考えられます。

まだ判明していませんが、HashRush以外にも、DAppsでの出展企業はあるのではないかと思われます。
九月は東京ゲームショウにも要注目です。